子供に役立つ習い事を選ぼう!企業が求める人物像と繋げて考える

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2024年06月29日

親として、子供の将来を考えた時にどんな習い事が役立つのか、迷うことはありませんか?最近では、企業が求める人物像と照らし合わせながら子供の習い事を選ぶ親も増えています。早い段階から社会で求められるスキルを養うことで、子供が将来に出てから困らないようにしよう!と考える方が増えてきているようです。

トリー
トリー

どんな習い事を選べばいいのかな?

子供の将来に役立つ習い事を一緒に考えてみよう!

企業が新入社員に求める力

企業が新入社員に求める力については、多くの調査や報告書が発表されています。以下は、代表的なものです。

  1. コミュニケーション能力:他者と円滑に情報を共有し、意見を伝える力は、どの職種でも求められる基本的なスキルです。
  2. 問題解決能力:課題やトラブルに直面した際に、適切に対応し、解決策を見つける力は、企業にとって非常に重要です。
  3. リーダーシップ:チームを率い、目標に向かってリーダーシップを発揮できる人材は、特にマネジメント職で重宝されます。
  4. 創造性:新しいアイデアを生み出し、イノベーションを推進する力は、現代の企業において重要な競争力となります。
  5. 持久力と集中力:長時間の作業を効率よくこなし、集中力を維持する力は、業務の遂行能力に直結します。

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。

社会人基礎力-経済産業省

社会人としての素養を育む習い事のアイディア

1. コミュニケーションスキルを育む習い事

企業が求める人物像の中で、コミュニケーションスキルは非常に重要な要素です。プレゼンテーション能力やチームワークが重視される現代社会では、幼少期からこれらのスキルを身につけることが将来の大きな武器になります。

コミュニケーションスキルを伸ばせる習い事 具体例: 演劇教室

演劇教室では、台本を覚えて役になりきることで、自分の意見をしっかり伝える力が養われます。例えば、役を演じる際に感情を込めてセリフを言う経験は、自己表現力を高め、他者とのコミュニケーション能力を育てます。また、グループでの演劇活動はチームワークを学ぶ良い機会となります。

もちろん演劇教室だけがコミュニケーションスキルを伸ばせるわけではありません。子供が自分の意見を言え、他人との会話を通して何かを生み出していくような習い事であればコミュニケーションスキルを伸ばせると言えるでしょう。

2. 問題解決能力を鍛える習い事

企業では、問題が発生した際に適切に対処できる人材が重宝されます。問題解決能力を育むためには、試行錯誤しながら答えを見つけ出す経験が重要です。

問題解決能力を鍛える習い事 具体例: プログラミング教室

プログラミング教室では、コードを書いて動かない場合に原因を探ることで、論理的思考力と問題解決能力を養います。例えば、ゲームを作る過程で「なぜキャラクターが動かないのか」を考え、解決策を見つける体験は、子供にとって貴重な学びとなります。

それ以外にも、科学実験教室や、電磁気工作なども、実際の事象から問題点を洗い出し、そこに手を加えて解決する過程を経験で木、問題解決能力を伸ばすのに向いているでしょう。

3. 自主性とリーダーシップを育てる習い事

企業は、自ら行動を起こし、リーダーシップを発揮できる人材を求めています。自主性とリーダーシップを育てる習い事は、将来のキャリア形成に役立ちます。

自主性とリーダーシップを育てる習い事 具体例: スポーツクラブ

スポーツクラブでは、チームのキャプテンを務めることでリーダーシップを学ぶことができます。例えば、サッカーチームのキャプテンとして、チームメイトをまとめ、試合に勝つための戦略を考える経験は、自然とリーダーシップと自主性を養います。

キャプテンにならずとも1つ1つの中で、自分がやろうとしているプレイを伝えることは、ビジョンを語り相手に伝えるという自主性のきっかけとなります。

4. 創造性を引き出す習い事

創造性は、イノベーションを生み出す原動力です。企業が求める人物像には、常に新しいアイデアを出せる創造性も含まれます。創造性を育む習い事は、子供の想像力を広げ、斬新な発想を持つ大人へと成長させます。

創造性を引き出す習い事 具体例: アート教室

アート教室では、絵を描いたり、工作をしたりする中で、自由な発想を育てることができます。例えば、自分のイメージを形にすることで、創造性が豊かになります。また、アートは表現力も高めるため、他者と違った視点で物事を捉える力が身に付きます。

5. 持久力と集中力を鍛える習い事

現代の企業では、長時間の作業を集中して行える持久力と集中力も重要視されます。これらの力を幼少期から鍛えることで、将来の業務遂行能力が向上します。

具体例: 囲碁・将棋教室

囲碁や将棋は、長時間にわたり集中して行う競技です。勝つために戦略を立て、次の一手を考える必要があるため、集中力と持久力が鍛えられます。例えば、対戦相手の手を予測し、最善の手を考え抜く過程は、忍耐力や計画性も身に付きます。

まとめ

子供の習い事を選ぶ際には、企業が求める人物像と照らし合わせて考えることも重要です。コミュニケーションスキル、問題解決能力、自主性とリーダーシップ、創造性、持久力と集中力を育む習い事を通じて、子供の将来の可能性を広げましょう。

今回ご紹介したのは1つの例ですので、実際に通い始める前には、体験教室などに参加し、そこで子どもの表情や講師の人の様子、教室の雰囲気など総合的に判断し、適切な習い事を選んでいただければと思います。

トリー
トリー

学校教育はもちろん、習い事も合わせて、たくさんの刺激を得ながら、これからの未来で活躍する人材に育っていってほしいですね!


参考文献

  1. 未来人材ビジョン – 経済産業省
  2. 社会人に求められる問題解決スキルとは? – コエテコ
  3. 「子どもの能力」を伸ばす習い事 – ダイアモンドオンライン

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