子供のプログラミング教室を探し始めると、”ノーコードプログラミング”や”マインクラフト”、”Scratch”、”Python”といった様々な用語が出てきます。
この記事では、「ノーコードプログラミングって何だろう?」「テキストプログラミングとどう違うの?」といった疑問を持つ親御さんに向けて、ノーコードプログラミングとは何か、その特長や利点、そしてテキストプログラミングとの違いについて詳しく解説します。
2025年から大学入試で情報Ⅰが必修化されるのを受けて、プログラミング教育がますます重要視される中、どのようなプログラミング学習が子供に適しているのか、この記事がひとつのヒントとなれば幸いです。

プログラミングってそもそも、英語がいっぱい書いてあってすごく難しそうなイメージがある人も多いのでは?特に映画のMatrixで、数字の羅列(機械語)を見て、難しく感じているなんてこともあるかも!?
ノーコードプログラミングとは?

ノーコードプログラミングとは、プログラムを書くことなく、視覚的なツールやドラッグ&ドロップの操作でアプリケーションやウェブサイトを作成できるプログラミング手法のことです。これにより、プログラミングの知識がなくても、簡単にプログラムを組むことができます。
プロバードでは、LEGO Education SPIKEを使用したノーコードプログラミングを採用しています。
ノーコードとは違って、プログラムを書くプログラミング手法を、テキストプログラミングといい、詳しくは後述しますが、多くの言語が存在し、その言語によってプログラムの書き方も異なります。
誤解しやすい点:ノーコードは「本物のプログラミング」ではない?
「コードを書かないなら、本物のプログラミングじゃないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、ノーコードプログラミングも立派なプログラミングの一種です。
プログラムを組むための手法が、テキストプログラミングとは異なるだけで、プログラムを作るうえで重要になるロジックの構築や、バグを解消していく問題解決のプロセスは共通しているからです。
ノーコードプログラミングの利点
1. 簡単に始められる
ノーコードプログラミングの最大の利点は、その手軽さです。専門的な知識が不要で、視覚的に操作するだけでプログラムを作成できます。例えば、App Inventorなどのアプリ製作ツールを使えば、絵を描くような感覚でボタンやテキストを配置し、その動作を設定するだけでアプリが完成します。
2. すぐに結果が見える
ノーコードツールでは、操作した内容がすぐに反映されるため、リアルタイムで結果を見ることができます。自分の操作がどのように結果に反映されるのかを即座に確認できるため、学びのモチベーションが高まり、初心者にとってはプログラムの良し悪しがわかりやすく、バグなどの発見も早まります。
3. 創造力を育む
ノーコードプログラミングは、手軽でありながらも、作成できるプログラムの自由度も高く、創造力を育むのに最適です。子供たちは、ノーコードプログラミングを通じて自分のアイデアを形にすることができ、その過程で論理的思考力や問題解決能力も養われます。
例えば、学校の授業の算数などであれば答えは1つに決まりますが、プログラミングの世界では異なります。目的を達成する方法は様々存在し、生徒一人ひとりが自分で考えたプログラムによって、課題をクリアする過程は、創造力を育むのに適している事例の表れでしょう。
テキストプログラミングとの違い

1. コーディングの有無
テキストプログラミングでは、プログラミング言語を使用してコードを書きます。一方、ノーコードプログラミングではコードを書く必要がなく、視覚的な操作でプログラムを作成します。
プログラミング言語は有名なものでも、”Java”や”C”、”C++”、”Python”や”HTML”、”Ruby”に”PHP”,”Swift”など、様々なものがあり、細かいものまで含めると200言語以上あると言われています。
2. 学習のハードル
テキストプログラミングは、英語などと同じように、習得するプログラミング言語の文法や構文を理解する必要があります。そのため、学習の初期段階で挫折してしまう子供も多いです。一方、ノーコードプログラミングは直感的に操作できるため、初めてプログラミングに触れる子供でもスムーズに学ぶことができます。
3. テキストプログラミングの有用性
テキストプログラミングでは、ノーコードプログラミングよりも複雑なプログラムを作成することができますが、初めのうちは難しく感じることが多いです。しかし、うまくできればノーコードプログラミングよりも動作が軽快で、優れたプログラムを作成できるという利点もあります。
テキストプログラミングの世界では、プログラムの1行をいかに削るかということが研究され、より短く書くことを”美”として競うようなディープな世界も広がっています。
どちらを選ぶべきか?

ここまで解説してきましたが、ノーコードとテキスト、結局どちらのプログラミング教室を選べば良いのか?という疑問を持つ親御さんも多いでしょう。そういった場合には、以下のポイントを参考にしてみてください。
子供の興味やレベルに合わせる
まずは、子供の興味や現在のレベルを考慮しましょう。プログラミングに初めて触れる子供には、ノーコードプログラミングから始めるのがおすすめです。視覚的に学ぶことで、プログラミングの基本的な考え方や楽しさを理解することができます。しかし高校生などの比較的大きなお子様であれば、ノーコードから始めるのは、逆に簡単すぎると感じるかもしれません。その場合には、テキストプログラミングを検討するのも良いでしょう。
継続的な学習のために
プログラミングを長く続けていきたい場合は、最終的にはテキストプログラミングに進むことも視野に入れましょう。ノーコードプログラミングで基本を学んだ後に、テキストプログラミングに移行することで、より高度なプログラミング技術を習得することができます。
ただし、基本的なプログラミング的思考力を育むことを目的とするならば、テキストプログラミングはオーバースペックかもしれません。
ノーコードプログラミングの実例
1. Scratch
Scratchは、ブロックを組み合わせることでプログラムを作成するノーコードツールの代表例です。子供たちは、キャラクターを動かしたり、簡単なゲームを作成することができます。視覚的に学べるため、初めてプログラミングに触れる子供にも最適です。
Scratchはアメリカの有名な大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。
Scratchとは?子どものプログラミング教育、はじめの一歩に最適! – コエテコ
2. App Inventor
App Inventorは、スマートフォンアプリを簡単に作成できるノーコードツールです。ドラッグ&ドロップでコンポーネントを配置し、その動作を設定するだけでアプリを作成できます。子供たちは、自分のアイデアを形にする楽しさを体験することができます。
App Inventorとは、Googleが提供しているプログラミングの経験がない人でもAndroid搭載端末で動くアプリが作れるソフトです。
経験ゼロでも大丈夫!? App Inventorで始めるAndroidアプリ開発 – マイナビニュース
まとめ
ノーコードプログラミングは、プログラミング初心者や子供にとって非常に始めやすく、最初の一歩に適していると言えるでしょう。手軽に始められるだけでなく、視覚的な操作を通じて、簡単にプログラムを作成でき、創造力や問題解決能力を養うことができます。一方で、テキストプログラミングは、より高度な技術を習得するためには必須となる技術です。
親御さんとしては、子供の興味や現在のレベルに合わせて、適切なプログラミング教室を選ぶことが重要です。特に小学生のお子様であれば、まずはノーコードプログラミングから始め、基本を学ぶことで、子供たちがプログラミングの世界を楽しみながら体験することができるでしょう。

今回の記事では、ノーコードプログラミングとテキストプログラミングの違いについて記載しました。ノーコードがきっかけでテキストプログラミングに興味を示すお子様も多いので、まずは手軽に始めてみるのも一つの選択かもしれませんね!
合わせて読みたい
参考文献
- Scratch公式サイト: https://scratch.mit.edu
- App Inventor公式サイト: https://appinventor.mit.edu
- プログラミング教育に関する情報: https://www.codingdojo.com/blog/what-is-no-code

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