子供とどんな話をすればいいのか悩んだことはありませんか?
親子の会話を通じて、子供の興味を引き出すことができれば、子供の成長にとってプラスになることでしょう。本記事では、親子の会話を充実させながら、子供の興味を広げる20の質問を紹介します。これらの質問を使って、親子の絆を深め、子供の成長をサポートしましょう。
質問っていろんな種類があったりするのかな?
子供の興味を引き出す質問の重要性
子供の興味を引き出すためには、適切な質問を投げかけることが重要です。
質問を通じて子供が自己表現をする機会を増やし、新しい発見や興味を引き出すことができます。
また、親子の会話が弾むことで、子供は安心感や信頼感を抱き、積極的な自己表現ができるようになり、家庭内のコミュニケーションも円滑になります。
場面ごとの具体的な質問例
それでは、話題ごとに具体的な質問例を挙げながら、紹介していきます。
1. 学校生活に関する質問
- 「今日、学校で一番覚えてることって何?」
- 子供の学校生活の様子を知ることで、日常の出来事に関心を持ち、会話が広がります。
また1番を聞くことで、子供は今日あった出来事を思い返しながら、何が一番だったかなと考えることができます。
- 子供の学校生活の様子を知ることで、日常の出来事に関心を持ち、会話が広がります。
- 「今日はどんな授業があったの?」
- 子供の学習内容を把握し、学習に対する関心を高めます。
会話を通じて、1つ1つ子どもが学んだ成果を理解し、承認することで、学ぶことが親子との楽しい会話の一部になります。
- 子供の学習内容を把握し、学習に対する関心を高めます。
- 「いつも休み時間に何して遊ぶの?」
- 普段の活動を知ることで、交友関係が分かり会話が広がりやすくなります。
会話で出てきた友達の名前などを覚えておくと、最近は○○さんは元気している?と聞いてあげてもいいかもしれません。
- 普段の活動を知ることで、交友関係が分かり会話が広がりやすくなります。
2. 将来の夢や目標について
- 「大きくなったらどんなことしたい?」
- 子供の将来の夢や目標について話すことで、自己肯定感を育てます。
子供にとって自分の描く夢について、親が共感し理解してくれていることが、子供の自信につながります。
- 子供の将来の夢や目標について話すことで、自己肯定感を育てます。
- 「どんなことをできるようになりたい?」
- できるようになりたいことを聞くことで、いま興味を持って取り組んでいることがわかります。
また、目標に対してポジティブなメッセージで聞くことで、意欲に繋げます。
- できるようになりたいことを聞くことで、いま興味を持って取り組んでいることがわかります。
- 「目標のために、お母さん(お父さん)に手伝えることある?」
- これは目標についての話題が出てきた後の質問になりますが、こちらが勝手にした方が良いと思うことをしてしまうと、子供からすると強制されることになってしまいます。
やりたいことのために、何をしてもらったらいいだろうと自分で考えることで、主体的な行動が生まれやすくなります。
- これは目標についての話題が出てきた後の質問になりますが、こちらが勝手にした方が良いと思うことをしてしまうと、子供からすると強制されることになってしまいます。
3. 趣味や興味に関する質問
- 「最近のニュースを教えて!」
- ニュース(トピックス)を聞くだけでなく、親からも話してあげることで、お互いの理解を深めることができます。ニュースというと難しく思うかもしれませんが、ちょっと失敗しちゃったことや、面白かったこと、朝起きて一番最初にしたことなど、些細なトピックスを選ぶことで、敷居を下げることができます。
- 「どの文章が気に入った?」
- 読み聞かせや、読書を通じて話題を深めることができる質問です。質問では一方的に聞くだけでなく、親が気に入った文章や、なんで気に入ったのかなども伝えてあげると、価値観の共有ができます。
- 「この番組(テレビなど)のどこが一番好き?」
- テレビを一緒に見る時間があれば、共通の話題を扱いながら興味を見つけることもできます。「次はどうなりそう?」や、「同じ状況になったらどうする?」などの質問も、メディアを通じた視覚情報から何を受け取っているかを共有することができます。
4. 家族での話題について
- 「家族でおでかけした場所で、気に入っているところある?」
- これまでの楽しかった時間を思い出すことで、その時に感じたつながりを思い返すことができます。また、なんで気に入っているのかなどの理由についても話し合うことで、今度の行きたいところの話題にもつながります。
- 「1日時間あったら、家族でどんなことしたい?」
- 何したい?とただ聞くのではなく、何かしらの条件をセットにすることで、思考が深まります。したいことだけでなく、どんな時間を過ごしたいのかを共有できると尚良いでしょう。
- 「〇〇の趣味って知ってる?」
- 互いの趣味や興味を知り、共通の話題を増やします。お父さんやお母さんの好きなことについて話題に扱うことで、新しい興味を開くきっかけになります。
5. 日常生活について
- 「今日はどんなことをしたの?」
- 特別何かがあった日ではなく、小さな日常の出来事に関心を持ち、子供との会話を広げます。大人でも毎日どんなことがあったか聞かれると、気が重くなってしまいますので、小さなことを喜んで聞いてあげる意識が重要です。
- 「なんだか嬉しそうだね!」
- 小さな変化を見逃さず声をかけてあげましょう。もし当たっていれば、ポジティブな経験を共有でき、そこから会話も弾みます。ただ嬉しい!だけではなく、感情を言葉にする表現のサポートにもなります。
- 「なんだか元気ない?」
- 上の例に近いですが、ポジティブなことだけでなく、ネガティブな様子も気付いたときは声をかけてあげましょう。ただこちらからの積極的なヘルプよりも、サポートを心がけましょう。
6. 感情や考えについて
- 「今日はどんな気持ちだった?」
- 感情を言葉にすることを促し、子供の心の健康をサポートします。夜の時間など1日の振り返りとして活用するのもいいでしょう。
- 「その時、どう思ったの?」
- 子供が出来事を話してきているときに使えるフレーズです。どう思ったのかを他人に話すことで、自分の価値観や考えに気付くことも多くあります。例えば「嫌だった!」という出来事も、「〇〇されたのが嫌だったんだ?」と確認をすると、何がどう嫌だったのかまでを言葉にできるようになります。
- 「オウム返し」
- 質問フレーズではないですが、相手の話をオウム返ししながら確認をするのも、会話が弾むきっかけになります。相槌の種類として、話の流れや筋を確認しながら聞くことができ、子供にとっては自分の話に興味を持ってくれているんだという印象を受けやすくなります。
7. 学びや挑戦について
- 「何か新しいことできるってなったら、どんなことしたい?」
- 新しい経験への意欲を引き出し、成長をサポートします。最初に許可を与えることで、意思を伝えやすく、自分のことを話してくれるようになります。
- 「何を学ぶのが楽しいの?」
- 好きなことに関して深堀るための質問です。なんでそれが好きなのか、どういう楽しさを感じているのかがわかるので、こちらからのサポートもしやすくなります。
まとめ
今回の記事では、20の質問例を扱いながら、親子の会話を弾ませ、子供の興味を引き出す方法についてご紹介しました。
親子の会話から子どもの興味が広がり、新しい可能性に出会えることはたくさんあります。日常生活の中や、ちょっとしたタイミングにぜひたくさん会話をしていただき、子供の興味を引き出し、新しい発見や経験を親子で楽しみましょう。
使えるフレーズが1つでも見つかったでしょうか。
今回の記事をが少しでも、会話のきっかけになれば幸いです。
参考文献
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