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子どもの能力は遺伝?環境?勉強とスポーツで異なる影響とは

「この子は運動神経がいいから、お父さん似かな?」
「勉強が得意なのは、母親の血筋かも…」

子どもの成長を見ていると、ふと「これは遺伝?それとも育て方?」と考えたことはありませんか?

特に、勉強やスポーツのように目に見えて成果が出るものは、「親の影響」がどこまで関係しているのか気になるものです。この記事では、「能力は遺伝か環境か?」という永遠のテーマについて、科学的な視点も踏まえながら、勉強とスポーツで異なる影響や、親としてどんな関わりができるのかを解説していきます。

トリー
トリー

「うちの子、私に似て不器用かも…」って思ってる?
でもね、遺伝だけじゃないんだ!関わり方次第で、子どもはぐんと伸びるんだよ!

遺伝と環境、どちらが能力に影響する?

まず大前提として、子どもの能力には「遺伝」と「環境」どちらも影響すると考えられています。

遺伝とは、両親から受け継いだ「生まれつきの特性」。
環境とは、育つ家庭や学校、習い事、友人関係など「後天的に得る刺激」のことです。

遺伝子によってベースが作られ、その上に環境という積み木が積み上がっていくイメージを持つと分かりやすいでしょう。

では実際に、勉強とスポーツではどう違いがあるのでしょうか?

勉強における「遺伝」と「環境」の影響

1.認知能力(IQ)は遺伝5割・環境5割?

心理学の研究では、知能(IQ)は50〜60%が遺伝によって決まり、残りは環境によって変化するという報告があります(プルミンらの研究、2013年など)。
特に、言語理解や記憶力などは、親の影響を受けやすいことが分かっています。

ただし、子どもの頃(特に10歳未満)は環境の影響が非常に大きく、良い教育環境に置かれるとIQも上昇しやすいとされています。

2.家庭環境が学力を伸ばす!

ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、家庭での読書習慣や学習支援が、学力に大きく影響していることが明らかになっています。
具体的には、以下のような家庭習慣が有効です。

  • 毎日決まった時間に勉強する
  • 親が学ぶ姿勢を見せる
  • 子どもの話をしっかり聞く

つまり、親の学力が高くなくても、“学びに前向きな家庭文化”が能力を伸ばす環境になるというわけです。

スポーツにおける「遺伝」と「環境」の影響

1.運動能力は強く遺伝の影響を受ける

スポーツ科学の研究では、運動能力(特に筋肉量、瞬発力、持久力など)は遺伝の影響が60〜80%とされています(Bouchardらの研究など)。
例えば、「速筋繊維の割合」「心肺機能の強さ」などは生まれつきの要素が強く、親がアスリートであれば子どもも優れた素質を持つ可能性が高いのです。

2.でも、素質だけでは伸びない!

ただし、遺伝的素質があっても、それを開花させるのは環境次第。適切な指導や練習、本人のモチベーションがなければ能力は伸びません。
また、幼少期からの基礎体力づくりや遊びによる身体操作能力の発達が、運動能力の基盤をつくると言われています。

■補足:親の運動能力が低くても心配しすぎない
「自分が運動苦手だから…」と感じていても、子どもは別人格です。
運動習慣を楽しく作ってあげれば、基礎体力はしっかり育ちます!

環境で能力が“引き出される”瞬間がある

重要なのは、「遺伝的な素質があるかどうか」よりも、子ども自身が興味を持ち、環境が背中を押したときに能力が開花するという点です。

たとえば、

  • 本好きな親の影響で読書に目覚め、文章力が伸びた
  • スポーツ好きな兄姉と遊ぶ中で運動に慣れた
  • 好きな先生との出会いで勉強が楽しくなった

このように、子どもを取り巻く環境が「やってみたい」「もっと上手くなりたい」という気持ちを育てるのです。

親にできる“能力を伸ばす関わり方”とは?

1.子どもの「興味」に目を向ける

能力は、子どもが「好き」「やってみたい」と思えるものにこそ育ちます。
勉強・運動に限らず、子どもの目がキラキラしている瞬間を見逃さず「楽しそうだね」「それ、面白いね!」と関心を寄せることが大切です。

2.結果よりも“プロセス”を褒める

「100点すごいね」よりも、「最後まで諦めずにやってえらいね」「難しいのに頑張ったね」と、努力や工夫の過程を評価する言葉を伝えましょう。
これは自己効力感を高め、挑戦を続ける土台になります。

3.環境を整えて、体験の幅を広げる

家庭でできることは、“体験のチャンス”をたくさん与えることです。たとえば…

  • 本を自由に読める環境をつくる
  • 外遊びや運動する時間を確保する
  • 習い事や体験イベントに連れて行ってみる

「できる・できない」で判断せず、「まずやってみよう」と促す姿勢が、子どもの可能性を広げます。

まとめ:遺伝よりも“伸びる環境”を大切に

「遺伝か環境か?」の問いに、100%の答えはありません。
確かに、先天的な特性はありますが、それをどう育てるかは親の関わり方と環境に大きく左右されるのです。

  • 勉強では、家庭の学びの雰囲気が力になる
  • スポーツでは、日々の身体活動が基礎をつくる

親としてできることは、「できる・できない」ではなく、「興味を持ったことを応援する」こと。
能力は、「好き」という気持ちと「環境」が出会ったときに花開くのです。

トリー
トリー

親の力ってすごいよ!「一緒に楽しもう」って姿勢が、子どもの才能をぐんぐん育てるからね!


参考文献

  1. 子どもの家庭学習と総合学力と の関係-Benesse-
  2. 体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究報告書-文部科学省-

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