お子さんの将来のためにどんな習い事をさせたらいいんだろうとお悩みだと思います。特に今話題となっているプログラミング教育について、興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。この記事では、「プログラミング教室」と「ロボットプログラミング教室」、それぞれの魅力や特徴について、どう違うのかを詳しくご紹介します。
プログラミング教室と、ロボットプログラミング教室のそれぞれの特徴やメリットを理解し、お子さんに最適な学びの場を見つける参考にしていただければと思います。
2つとも名前はよく似ているけど、どんな違いがあるんだろう?
あまり変わらないのかな?
ロボットプログラミング教室とは?
ロボットプログラミング教室では、実際に手を使ってロボットを組み立て、そのロボットを動かすためのプログラムを作ります。これにより、子供たちは「物を作る楽しさ」と「プログラミングの基礎」を同時に学ぶことができます。
弊社が運営するプロバードもロボットプログラミングを行っており、授業の中で、ロボットを作ること、ロボットを動かすためのプログラムを考えることの2つを行います。
特徴とメリット
- 実践的な学び: ロボットを組み立てる過程で、手先の器用さや創造力が養われます。また、ロボットを動かすためのプログラムを作成することで、論理的思考力も身につけることができます。
- 視覚的な理解: ロボットが動く様子を目で見ることで、プログラムがどのように動作するのかを直感的に理解しやすくなります。
- 解決アプローチが豊富: ロボットを作ることが目的ではなく、動かして何かしらのお題をクリアすることを目指すので、問題に対してロボットからアプローチする場合もあれば、プログラミングから解決するアプローチすることもできるので、解決までの道筋が多角的で、柔軟な発想が鍛えられます。
プログラミング教室とは?
プログラミング教室では、パソコンを使ってソフトウェアやアプリケーションのプログラムを作成します。Scratch(スクラッチ)やPython(パイソン)など、さまざまなプログラミング言語を使って、論理的思考や問題解決能力を育てます。
近年では、マインクラフトを活用したプログラミング教室も増えてきており、ゲームの中でキャラクターを命令通りに動かし、いくつかのミッションをクリアしていくスタイルが増えてきています。
特徴とメリット
- 基礎的なプログラミングスキルの習得: プログラミング教室では、コンピュータサイエンスの基礎を学びます。プログラミング言語やアルゴリズムの基本を理解することで、将来的に高度なプログラムを作成するための土台を築くことができます。
- 問題解決能力の向上: プログラムのバグを見つけて修正する過程で、問題解決能力や何度も試す過程で、根気強さが養われます。
- 視覚的な楽しさ: 画面上でプログラムを動かすと、キャラクターが動いたり、自分で作成したアニメーションを動かしたりと、楽しい体験を通して、自然とプログラミングに興味を持つことができます。
ロボットプログラミング教室とプログラミング教室の違い
教育内容の違い
- ロボットプログラミング教室: ハードウェア(ロボット)を使用し、物理的な作業とプログラミングを組み合わせて学びます。子供たちは、組み立てたロボットをプログラムで制御することで、実践的なスキルを身につけます。
- プログラミング教室: ソフトウェアを中心に学び、パソコン上でプログラムを作成します。画面の中のキャラクターを動かしたり、ゲームやアプリケーションを開発することが多いです。
学びのアプローチの違い
- ロボットプログラミング教室: 実際のモノを扱う中で、感覚的で視覚的な学びが重視されます。ロボットの製作では空間認識力や、構想力が、ロボットを動かすプログラミングでは、観察から問題を発見する力や、プログラムを組み立てる論理的思考力が求められます。
- プログラミング教室: 何度もコードを書き、エラーを修正する過程で、論理的な考え方を養います。1つ1つのコードが持つ意味を理解し、複数のコードをどのように組み合わせるかといった論理的思考と、諦めずに何度も試行する問題解決能力が求められます。
子供の興味に応じた選び方
- ロボットに興味がある子供: 機械を組み立てたり、実際に動かすことに興味がある場合は、ロボットプログラミング教室が適しています。また実際のモノや物理現象と言った事柄にも、興味がある層に適していると言えるでしょう。
- コンピュータに興味がある子供: ソフトウェアやゲーム開発に興味がある場合は、プログラミング教室が向いています。デザインやアニメーション、アプリなどに興味がある層に適していると言えるでしょう。
教室を選ぶポイントと親の心構え
教室を選ぶ際のポイント
- 体験教室に参加する: どちらの教室も、体験教室を実施していることが多いです。実際に子供が体験してみることで、興味を持つ方を選ぶことができます。また、教室の形態として実際にリアルで通う教室だけでなく、オンラインで受講可能な教室も増えてきているので、通塾形態も検討してみても良いかもしれません。
オンラインであれば、送迎などが不要ですので、親御さんが忙しい場合などでも比較的負担が少なく始められるケースも多いようです。 - 子供の興味を観察する: 家庭内での遊びや話題から、子供が何に興味を持っているのかをよく観察しましょう。子どもは無意識に親の期待を感じ取ることが多いので、押し付けにならないよう子どもの興味を持つ分野を見つけ、それに沿った教室を選ぶことが大切です。
- 一緒に学ぶ姿勢を持つ: 親も一緒に学ぶ姿勢を持つことで、子供の学びをサポートしやすくなります。家庭内でプログラミングやロボットの話題をすることで、一緒に楽しむ共通の話題ができ、学習効果の向上が見込めます。
まとめ
ロボットプログラミング教室とプログラミング教室の違いを理解し、お子さんに最適な学びの場を選ぶことは、将来のスキルや興味を育てる上で非常に重要です。どちらの教室も、それぞれの特徴やメリットがありますので、子供の興味や学びのスタイルに応じて、体験教室を試してみるのが良いでしょう。親として、子供の興味を尊重し、一緒に学びを楽しむ姿勢を持つことで、お子さんの成長をサポートしていきましょう。
どちらもプログラムを使うことは一緒だけど、プログラムを使うことで何を動かすかが違うんだね!
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参考文献
人と繋がる新しい学びの場所を届けたい
世界へ羽ばたく人財を届けるために、ロボライズはオンラインで学ぶロボット・プログラミング教室 Probird(プロバード)を2022年9月に開講いたしました。
これまで15年間培ってきたロボットプログラミング教室での学びに、ただ教材を見るだけではない、全く新しい体験型のオンライン授業を融合致しました。
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是非一度体験教室にご参加ください。