これで忙しい朝も安心!子供が自立するモーニングルーティン

トピックス

2024年09月11日

朝の時間は多くの親にとって大変な時間です。特に小学生の子どもがいるご家庭では、着替えや朝食、学校の準備など、やるべきことがたくさんあります。
「早くしなさい」「まだ着替えてないの?」とついつい親が急かしてしまい、結果的に親も子もバタバタと家を出ることに…そんな経験が、皆さんにもあるのではないでしょうか?

この記事では、朝のルーティンをスムーズに進めるための具体的な対策や、親子がストレスなく朝を過ごすための実用的なアドバイスをご紹介します。ぜひ参考にして、明日の朝から少しでも気持ちよく「いってらっしゃい」と送り出せるようにしてみましょう。

トリー
トリー

朝って忙しいよね。
どんな工夫があれば、みんなが笑顔でスタートできるようになるのかな?

1. 環境を整える:子どもの目線で動きやすい空間作り

朝のルーティンをスムーズに進めるために、まずは環境の整備が重要です。子どもが自分で必要な準備をできるように、下記のチェックリストを使って、家の中を見直してみましょう。

お家の環境整備チェックリスト

  1. 着替えは手の届く位置にあるか
     子どもが自分で取り出しやすい場所に置くのがポイントです。例えば、低い棚に服をかけるか、取りやすい位置に収納ボックスを配置するだけで、子どもが自分で選んで着替えることが容易になります。
  2. ランドセルや学校の準備は見える場所にあるか
     翌日の持ち物をリストに書き出し、玄関や子どもの目に付きやすいところに置いておくことで、「忘れ物」を防ぐことができます。また、学校の持ち物は前日にまとめてランドセルに入れるように習慣化させましょう。
  3. 時計は見やすいか
     大きめのデジタル時計やタイマーをリビングや子ども部屋に設置することで、子どもが時間を管理しやすくなります。時計が視覚的に見えることで、今何をするべきかを把握するサポートになります。
  4. おもちゃや誘惑になるものは片付けられているか
     朝の時間は限られています。テレビやゲーム、おもちゃが視界に入ると、どうしても子どもの集中が途切れがちです。特に、朝のルーティン中は、視覚的に誘惑を減らすためにこれらを目に入らないようにしておくのが効果的です。

2. 視覚化:やることリストを一緒に作成し、チェック式にする

忙しいときに言いがちなこととして、「早くして!」「急いで!」がありますが、子どもは何を早くしたらいいのか、急ぐとはどういうことなのかが分からないことが多いです。
そのため、やることを視覚化し、具体的に子どもが一目で見て理解できるようにすることが大切です。

【実例:やることリスト】

例えば、以下のような「朝の準備リスト」を一緒に作成し、冷蔵庫や壁に貼っておきましょう。

項目やることチェック
1. 起床6:30
2. トイレ6:35
3. 洗顔・歯磨き6:40
4. 着替え6:50
5. 朝食7:00
6. 持ち物確認7:20
7. 出発7:30

リストはできるだけ可視化しやすいものにし、終わったら「チェック」欄に「スタンプ」を押していく形にするのもおすすめです。視覚的に「できた!」という達成感が子どものやる気を引き出します。

3. タイマーを活用して時間を管理させる

時間感覚がまだ未熟な子どもには、タイマーやアラームを活用して時間管理の習慣をつけることが有効です。

【タイマーの具体的な使い方】

  • 「着替えは何分でできるかな?」と目標タイムを考えてもらい、タイマーで測ってみましょう!
    着替えには、どれくらいの時間かかることなのかが、子供がわかるようになります。
  • 目に見える砂時計を使って「歯磨きはこの砂が落ちきるまでしっかり磨こう!」とルールを決めると、子どもが時間いっぱいきちんと行動しやすくなります。

このように、ゲーム感覚で時間管理をすることで、楽しく習慣化を図りましょう。


4. 具体的に伝える:曖昧な指示は逆効果!

子どもに「急いで!」や「早く!」と声をかけるだけでは、子どもは何をすればいいのか分からなくなることがあります。曖昧な指示ではなく、具体的に行動を伝えることがポイントです。

【具体的な伝え方の例】

  • 「靴下を履けたら、その次にシャツを着ようね」
  • 「歯を磨き終わったら、明日の持ち物の確認をしようね」
  • 「長い針が8のところにきたら、靴を履いて外に出るよ」

このように次に何をすればいいのかを明確に伝えることで、子どもも自分がするべき行動を理解しやすくなります。また、毎回、こちらから指示を出すだけでなく、「今日はどういう順番で服を着ようか?」など、選択肢を与えて子どもに決めさせると、自分で考えて行動する力が養われます。

5. 一緒に行動してサポートする:ただの指示だけではなく伴走を意識する

「具体的な言葉で促す」ことだけでなく、親も一緒に行動することが大事です。
例えば、親自身も子どもと一緒に準備をする姿を見せることで、行動を促す手助けになります。

【実例:行動を伴走する方法】

  • 「一緒に磨こうね」と行って、並んで歯磨きする
  • 「お母さんも着替えるよ、◯◯も一緒にやろう!」と、同じ場所で支度をする

子どもは親の行動を真似て学ぶことが多いため、大人が行動で示すことが重要です。声だけで伝えるのではなく、子どもと一緒に支度をしながら、伴走する意識を持ちましょう。

6. 子どもに任せてみる:自己管理の力を育てるチャンスに

全て親が手助けするのではなく、子どもに自己管理の機会を与えることも重要です。
時間管理や行動の順序を自分で考え、実行することで、子どもは自立心や達成感を感じることができます。

【自己管理を促す工夫】

  • 「〇時までに学校に行きたいんだけど、何時に家を出たらいいと思う?」
  • 「ママは見守っているから、今日は自分で着替えてみようね」

これにより、少しずつ朝の準備を子供が自分で進められるようになり、親がいなくても時間を意識できるようになります。

まとめ

朝のルーティンをスムーズに進めるためには、環境を整え、行動を視覚化し、親も一緒に行動することが大切です。また、具体的な指示を出しながら、自己管理の機会を提供することで、子どもが自発的に動けるようになります。

毎朝バタバタと忙しい時間ですが、少しずつ改善し、家族全員が穏やかで充実した朝を過ごせるように、これらのポイントを実践してみてください。

トリー
トリー

バタバタする朝も、少しずつ工夫していけば、楽しい朝に変わるかも!

まずはできることからやってみよう!

参考文献


人と繋がる新しい学びの場所を届けたい
世界へ羽ばたく人財を届けるために、ロボライズはオンラインで学ぶ少人数制体験型ロボット・プログラミング教室 Probird(プロバード)を開講いたしました。
学ぶことが好きになる!好きなことに夢中になって取り組む!体験から腹の底から理解できる!そんな講座をお届けいたします。
是非一度体験教室にご参加ください。

タイトルとURLをコピーしました