子どもの習慣化のコツ!5つのポイントをご紹介

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2024年07月11日

「うちの子、毎日同じことを続けるのが苦手で、すぐに飽きちゃうんです。どうしたら良い習慣を身につけさせられるのかしら?」こんな悩みを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。
子供にとって良い習慣を身につけることは、自己管理能力や責任感を育てるための大切なステップです。この記事では、親が子供の習慣づけをサポートする方法について、具体的なステップを紹介していきます。

トリー
トリー

続けられない子が、継続して続けられるようにするために、習慣化にはどんなポイントがあるんだろう。


習慣化のコツ① 小さなステップから始める

習慣化を目指すにあたって、いきなり完全な習慣化を目指すと失敗になってしまうことがあります。
そのため、まずは小さなステップから始めることが重要です。子供が達成しやすい目標を設定し、その成功体験を積み重ねていくことで、習慣が身につきやすくなります。

例えば:毎日の歯磨き

例えば、毎日の歯磨きを習慣化したい場合、本当は朝晩毎日欠かさずやりたいけど、最初は「夜寝る前に歯を磨こう」「週7日のうち、半分の3日間は完ぺきにやってみよう!」といった小さな目標から始めます。
そして、これができるようになったら「朝も歯を磨こう」「週5にしてみよう!」という風にステップアップしていきます。
このように、小さな成功体験を積み重ねることで、習慣化できずに失敗するということがなくなり、自然と習慣が身につきやすくなります。

習慣化のコツ②  楽しみながら取り組む

子供にとって、楽しみながら取り組めるかどうかは習慣化の鍵となる場合があります。
続けること自体が楽しくなく、難しい場合には、楽しいアクティビティとうまく結びつけることで、継続する意欲を高めることができます。

例えば:片付けの習慣

例えば、おもちゃの片付けを習慣にしたい場合、「片付けソング」を作って一緒に歌いながら片付けるのも一つの方法です。
この歌が流れたら、歌いながら曲が終わるまでに片付けしよう!とルールを示しながら、一緒に楽しくやることで、片付けが嫌なことではなくなり、楽しいことに代わります。
また、片付けが終わったら好きな絵本を読む時間を設けるなど、終わった後の楽しみなどと結びつける方法もあります。

習慣化のコツ③ ポジティブなフィードバックを与える

新しい習慣を手に入れるというのは、これまでやってこなかったことをすることですので、すごく難しいことです。
ぜひ、子供が習慣を続けられたときには、ポジティブなフィードバックを与えましょう。
褒めることはもちろんですが、忘れずにできるようになるための工夫や、意識的に取り組めた行動に気づき、子供に伝えることで、自己肯定感が高まり、よりよい習慣化の動機付けとなります。

例えば:家庭学習の習慣

自宅での家庭学習を習慣にしたい場合、子供が勉強を終えたら「見せて!」と笑顔で成果を受け取ってあげてください。
「よく頑張ったね!」「ここ難しかったんじゃない?」「すごく集中してできていたね!」と、取り組みについて、興味を持って聞くことで、子供は自分の努力を認められていると感じ、次も頑張りたい!という意欲になります。

習慣化のコツ④  成果を可視化する

習慣が続かない原因の一つに、続けていることの成果が見えないことがあります。
ダイエットなどもそうですが、瘦せていっているときは続けられる人が多いのですが、停滞期に入ると成果が見えず、やめてしまう人が多いようです。
継続のためにも成果を可視化できる仕組みを作ることで、習慣化がスムーズに進みます。

例え話:カレンダーにチェック

例えば、毎日勉強をする習慣をつけたい場合、カレンダーにチェックを入れる仕組みを作ります。
毎日勉強が終わったらカレンダーにシールを貼る、というシンプルな方法ですが、達成感を感じやすく、継続のモチベーションとなります。

習慣化のコツ⑤  期間の目安を設定する

習慣を定着させるためには、どれくらいの期間続ける必要があるのかを理解しておくことが重要です。基準の目安として、行動心理学にある「インキュベートの法則」が有効です。
これは21日間の法則とも言われることがあり、行動心理学的には21はマジックナンバーと言われています。

人間の脳は「始めてから21日たっていない行動」に対して、拒否反応を示すことがあり、早起きや整理整頓など、これまで習慣としてやってこなかったことをやろうとするとき、尻込みしたり落ち着かなかったりするのです。これが21日経つと、脳が拒否しなくなり、脳の助けを借りながら習慣化できるようになるのです。

例え話:最初の3日間の重要性

例えば、新しい習慣を始める際には「まずは3日間続けてみよう」という短期目標を設定します。最初の3日間をクリアすることで、習慣化の第一歩を踏み出せます。その後、1週間、2週間と少しずつ期間を延ばしていき、21日間続けることができれば、その習慣が定着する可能性が高まります。

まとめ

子供に良い習慣を身につけさせるためには、小さなステップから始め、楽しみながら取り組み、ポジティブなフィードバックを与えることが大切です。
また、継続のための仕組みとして成果を可視化することで、習慣化がスムーズに進みます。
さらに、習慣が定着するまでの期間の目安を設定し、まずは3日間、次に21日間を目標にすることで、確実に習慣が身につきます。

この記事を参考に、子供の習慣づけをサポートしてみてください。

トリー
トリー

今回はインキュベートの法則を学んだよ!
いきなり何か月も続けようと思うとしんどいけど、21日だけがんばろうと何か始めてみるといいかもしれないね!


参考文献


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